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中国で支払いに使われる主要なアプリとは?


QRコード支払い

中国では、支払いにアプリを使うのが非常に便利です。個人の商品購入やサービス利用において、アプリ決済が主流となっているため中国でビジネスを展開する場合は、アプリ対応を検討することをおすすめします。この記事では、中国の支払いシーンで広く使われている三大アプリを紹介します。


目次


中国の支払いはQRコード決済が主流

中国ではスマホアプリを使ったQRコード決済が広く浸透しています。一部外国人向けの店舗では現金やデジタル人民元(e-CNY)での支払いに対応していますが、街中のほとんどの店舗やECサイトなどでは、アプリを使った支払いが一般的です。日本でも、PayPay、楽天ペイ、d払い、LINE Payなど、さまざまなアプリ決済が普及していますが、中国では日本の主要なアプリを使って支払いできません、中国現地のアプリを使う必要があります。


中国で支払いに使われている三大アプリ

中国では、どのようなアプリが支払いに使われているのでしょうか。ここでは主流となっている三大決済アプリを紹介します。


WeChatペイ(微信支付、WeChat Pay)

wechatpay

WeChatペイは、中国の主要コミュニケーションSNSであるWeChatに組み込まれた決済機能で、QRコード決済に対応しており、国際クレジットカードを登録することで支払いが可能です。VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discoverに対応しており、1回の決済で最大6,000元まで利用できます。比較的高額な買い物でも問題なく対応できる決済方法と言えます。


アリペイ(支付宝、Alipay)

alipay

アリペイは、中国のアリババグループが提供するサービスで、中国国内で最も高いシェアを誇る支払い方法です。アリペイもコミュニケーションツールとしての機能を備えているため、普及率が高くなっています。アリペイは、中国国内だけでなく世界各国で利用可能なQRコード決済で、国際クレジットカードも登録できます。VISA、Mastercard、JCB、Diners Club、Discover、銀聯のブランドに対応しており、1回の決済の上限額は3,000元です。WeChatペイと比較すると、アリペイは少額の決済に適しています。


ユニオンペイ(雲閃付、UnionPay)

unionpay

ユニオンペイは、銀聯カードを利用した支払いに対応しているサービスです。銀聯の専用アプリを使うことで、アプリ内での決済が可能になります。2024年7月現在、日本で発行された銀聯カードはアプリでの支払いには対応していませんが、中国で発行された銀聯カードであれば利用可能です。ユニオンペイでは、銀聯カードの上限額までの支払いが可能です。銀聯カードは中国で広く普及しているブランドのカードであるため、ユニオンペイも日常の支払いによく利用されています。


中国でアプリによる支払いをする際の注意点

中国でアプリを使った支払いを行う際には、いくつか注意点があります。中国人や中国在住の人であれば周知の事実ですが、ビジネスで訪れた際に支払いを行う場合、戸惑うことがあるかもしれません。以下の2点に注意して、アプリによる支払いを行いましょう。


対応カードの登録が必要

中国のアプリで支払いを行うには、アプリが対応しているクレジットカードやデビットカードの登録が必要です。WeChatペイとアリペイは国際クレジットカードに対応しているため、手持ちのカードを登録できる場合が多いでしょう。ただし、ユニオンペイについては、銀聯カードを持っていても日本で発行されたカードでは使えません。また、アリペイはAmerican Expressに対応していない点に注意が必要です。


現金の支払いが必要ときもある

中国ではアプリ決済が普及してきたとはいえ、すべてのケースで対応しているわけではありません。特に地方の店舗では、現金しか使えない場合もあります。万が一のために、現金も準備しておくことが賢明です。


高額購入ができない場合がある

WeChatペイやアリペイには、1回の支払いに上限額が設定されているため、高額な商品の購入ができない場合があります。例えば、10万円相当の商品ならWeChatペイで購入可能ですが、20万円になるとWeChatペイでもアリペイでも購入できません。また、月間の支払い金額にも制限があります。


まとめ

中国では、コミュニケーションツールとして広く普及しているWeChatやアリペイのアプリを使った支払いが浸透しています。QRコード決済により、非接触で簡単に支払いができるのが特徴です。中国の街中や交通機関など、さまざまな場面でアプリ決済が行われています。ECサイトなどのオンラインサービスでもアプリ決済が主流となっています。ただ、現金でしか支払えない店舗も非常に少数ではありますが、まだ残っていますので現金も持参することが賢明です。


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